フィント＆アンアナザーアンジェラス様の、2018オータムコレクションの紹介ムービーを見て、こちらのアバターを製作いたしました。 ムービーの内容も美しく素晴らしいものでしたが、youtubeのサムネイルに映し出されているJulietに一目ぼれしました。 欧州のクラシカルな雰囲気をまとったクールで、ちょっぴりお茶目。 美しい実在のモデルさんを再現しきることは到底できませんでしたが、彼女を見つけた時のワクワクと、憧れを込めて、3Dアバターを誕生させました。
彼女の魅力を少しでも皆さまに感じていただければ、幸いです。 よろしくお願いいたします。

ルージェ・コクリコットとブレゥ・コクリコットのアバターを担当させて頂きました。
二人は双子の設定で、名前はそれぞれフランス語で赤いポピー、青いポピーの意味の単語をもじったものをつけており、目の中のデザインがポピーのお花になっております。 服の刺繍やシワ、目の中のお花など、細部までこだわり、描き込みましたので、じっくり見ていただけたら嬉しいです。

今回のコーデは、春らしいお花のモチーフをポイントポイントにあしらった可愛らしいコーデです。 こちらをバーチャルのお客様向けに制作するにあたり、ケープの構造を伺った上で形状をどうやって作るのかと、ベルトの模様を再現できるかが課題でした。 元ネタがあってリアルでも実際に購入できるアイテムである以上、再現性は気遣います。 構造を把握した上でバーチャルの制約内でどうやりくりするかは、バーチャルの方のお洋服を作るにあたって毎回悩みますね。 透け感や生地の質感は可能な限り表現しています。

コーデを来ているブランカは、以前行われていたコンテストの時のキャラクターです。 キャラクター自体はいわゆるドール寄りのイメージで作っていました。 これは、最初にF i.n.tのカタログを見た際に映画のヒロインの様にブランドの世界観が決まっているため、 それに合うキャラクターデザインを考えるとドール調を基本としたほうがいいのかなと考えたからです。 ドールと言ってもアニメ顔のバランスに近いドールよりかは、やや実写の人間に近い西洋人形寄りのほうが世界感的に近いかな？と思いました。 その他、ラフスケッチを作る際のイメージ画像として女性向け化粧品で見かけるイラストも資料として取り入れています。

最後に、近年ではバーチャルの世界でファッションを楽しんだりしている人がいます。 自分で一からお洋服をデザインしたり、普段バーチャルで別の活動をしている人が使ってくださったりと、バーチャルの人同士での新しい創作の世界があります。 そして、今回バーチャルのお客様向けのアイテムを作った私もまた、バーチャルの方向けにファッションアイテムの制作活動を行っております。 今回のイベントが、リアルのブランドを通してバーチャルの世界に興味を持ってくださる人がいたらいいなと思います。

フリーランスとして3DCGクリエイターをしております、梅乃と申します。
この度のVRファッションショーへの参加を非常に嬉しく存じます。 今回私が担当した「小春」というアバターは、ビジネスシーンでもお使いいただけるような、気品のある落ち着いた雰囲気を意識して制作しました。 「F i.n.t & an another angelus」の大人ガーリーなお洋服が、可愛らしさを残しつつも上品な佇まいを一層際立たせてくれるような そんなアイテムで、制作していて非常に楽しかったことを覚えています。 お集まりいただいた皆様にも、小春含め素敵なお洋服に身を包んだアバター達を見て楽しんでいただけましたら幸いです。

エレナは春らしく元気に動き回れそうなアイテムを身に纏った女の子です。
なかでもポロシャツは、ワンポイントの刺繍や襟のディテールやパフスリーブのシルエットなど特徴的なデザインがたくさん詰まったアイテムです。 全身のコーディネートの中でも特に魅力的なアイテムだと思い、力を入れて3D化しました。ぜひこの姿で色んなところへ遊びに行ってください！

お洋服もとても可愛くて、楽しく制作させていただきました。
トレードマークの「輪っか」のように、庭野ゆずくをきっかけに、人と人を繋ぐ輪が広がっていけば嬉しいです。 素敵な機会をありがとうございました！